楽しく暮らす。大阪IT企業社長ブログ

大阪のIT企業「株式会社ロックシステム」代表取締役 岩元 仁のブログです。起業、会社について、セミナー、読んだ本の覚書。

UXとUIとゴールド・エクスペリエンス

全然ブログが捗らないのは、出来ないくせになんか良さ気な記事を書かなければいけないと勘違いしているからだ。という発想の下、これまで決してフォーマルではなかったブログをさらにカジュアルにして行こうというタイトル。

一昨日のIT飲み会。
株式会社インパスの山下さんという方がUX,UIについて解説してくださった。
UXって聞いたこともなかった\(^o^)/

UXとは何か

山下さんとは別の方の記事だけど参考として。
blog.excite.co.jp


平たく言うと何かしらのアクションに伴う経験、満足をUXというらしい。広告の世界、特に広告系のイベント(セールスプロモーション)とかで「体験してもらう」→「実感」→「感動」によって販促につなげるって施策をしていたのだけど、それに近しい感じなのかもしれない。
リンク先の<B:色々な体験・感情>にも書いてあるとおり、弁当と弁当に付随する全ての感想がUXであり、ポジティブな感想を持ってもらうための仕組み作りをするのがUXデザイナーのようだ。また山下さんの解説では、リンク先の内容に加えて「経験には時系列がある」とおっしゃっていた。

例えば駅弁の例でいうと ※()内は私の勝手な補足

期待・予感
 →品川駅でしか変えないお弁当なんだよね。楽しみ
もらう・出会う
 →(噂の弁当見つけた)
触れる
 →蓋をあけた瞬間美味しいニオイがした!
 →彩りが良くて早くたべたくなる!
使う
 →おしぼり一緒にもらって助かるな
 →甘辛く似たアサリはご飯と相性がいいね。
記憶・思い出
 →(美味しかった)

こんな感じっぽい。
UXデザイナーは期待感の醸成から人の記憶に残る工夫までをデザイン出来ないといけないようだ。


UIとは何か

UIとはもちろんユーザーインターフェイスね。
リアル世界ではなんかしらの装置を利用するために人間が操作する媒体をUIと言って良さそう。例えばテレビのリモコンとか。

直感的に操作できるUIとか分かりやすいUIというのもあるけど、山下さんの話で一番印象に残ったのは、UIにもコンテキスト(脈絡、文脈 ※前提条件と考えた方がわかりやすいかな)が重要という話。
例として出ていたのが、駅の切符売り場。頭上に有る路線図を見て値段を確認したのにも関わらず、券売機を見ると路線を選ばされたり、枚数を選ばされたりと金額との紐付きがすぐ分からない!←これ最悪って話。ユーザーの直前操作を意識したUIを心がけましょうとおっしゃっていた。
なるほど。

またちょっと前からネット上で話題になってたセブンカフェのコーヒーマシーン。

matome.naver.jp


ネット上でもわかりづらすぎてテプラまみれってバカにされていて、UIとしてはやはりいまいちのようだ。
しかし山下さんによると「24時間引き立てのコーヒーを飲めることを実現した」という理由からUX的には素晴らしいとのこと。
なるほどなー。


UXデザインのキモ

UXデザインを考えるためにはモノに対する本質的なところ(真に必要とされているところ)をしっかりと見極める必要があるっぽい。
このサイトが分かりやすいかも。

share-wis.com


自動販売機を例にすると

1.暑くて喉乾いてるので自販機を探す(UX)
2.自販機に値段書いてねえ(UI)
3.商品もよく見えねえ(UI)
4.使い方めっちゃ分かりづらい(UX)
5.出てきた商品めっちゃ冷えててうめえ!(UX)

たぶんこれはこれでOKなんじゃないかなと思われる。
もちろん2~4がプラスであれば文句なしなのだろうけど、最終的にプラスの感想をもたらしたことでUX的にはたぶんOK。
終わり良ければ、、、と素人のくせに勝手なこと言ったら怒られるか笑


システム開発とUX

UXが本質的な部分の実現であるならば、システム開発では要件定義に似ているような気がする。(現実の要件定義は責任逃れのための線引合戦になっていることも有る気がするがw)
顧客の本来実現したい業務フローの改善を見極めて、必要最低限なアプリケーションを開発する。もちろんリッチなUIを備えていると見栄えも良いかもしれないけどそれって要らないよね。みたいな。

顧客目線に立って課題を達成するというのが業界を問わず求められているんですね。

しかし我々は自分の立場で物事を考えてしまうので、顧客の要望がシステムでなくてもシステムでの解決策を提示してしまうよね、、、
広告業界でも同じで、顧客からプロモーションの企画を求められると自分たちのフィールドの提案、私でいうとセールスプロモーションを中心とした提案をしてしまうような。(もちろん顧客もそれはわかってるから良いっちゃ良いんだけど)

ちょうど昨日このような記事も出ていた。

www.huffingtonpost.jp

プログラミングにおける何らかの問題に取り組むとき、まず私たちはその問題が何であるのか、そしてそれは本当に問題であるのかを見極めなければならない。その問題が本当にプログラミングで解決できる問題かどうかを考慮せず、プログラミングで解決することに固執し、「なぜ問題なのか」という視点を失ってしまっては、そこから何も得ることはできない。それがプログラミングで解決できる問題であろうと、なかろうとだ。

もっかい言うけど顧客目線に立って課題を達成するというのが大事ですね。


不動産とUX

余談。
最近不動産の見学会に参加させてもらっているのだけど、物件の中には自分は住みたくないような物件があるのね。
日当たり悪くて、土壁、畳敷き、ワンルーム、風呂無しみたいな。
美しいUIを追求すれば、リノベーションして雑誌で見るような部屋に改装しちゃうようなものなんだろうね。
しかし実際はそこまでする必要はなく、壁を補修して畳の表を替えれば新しい入居者が入って来たりする。
つまり住みたくないって言うのはただの私の感想であった、そういう部屋にもニーズがあるんだよなー。
ちょっと話逸れてる感はあるものの課題の達成という意味で正解ではなのではないだろうか。
(もちろん有りモノの中から選ぶ不動産と、半ば1点モノのデザインは違うのだけど)